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2005年 04月 22日
ルドワイヤン(2)
「ジェ・レゼルヴェ・オノンドゥ・ひできち(予約してたひできちですが)」 と軽やかな??フランス語でお姉さんに伝える。 「ひできち様ですね。お待ちしておりました。こちらに座ってて頂けますか」 とこの前の時も座った、階段の前のソファに腰を掛ける。 「そうだお姉さん、このお土産、シェフのル・スケールさんに渡してもらえますか」 ずるく味をしめた僕達は、またお土産を持ってきたのだ。 「ムッシュ、メルシーボクゥー、シェフにお渡しします」 とお姉さんは快く引き受けてくれた。 ある本を読んで知ったのですが、ルドワイヤンの1階には宴会場があり、丁度この 日は宴会があるらしく、サービスの人達が慌ただしくセッティングをしたり、調理 場から料理を運んだりしていた。 「これだけ忙しかったら厨房は戦場だろうな。この前みたいにシェフには会えない な、きっと」 「そうね、これだけ忙しいんだもんね。でも残念だな〜。イケメンのシェフに会い たかった!!」 「しょうがないさ。でもあれにサインして貰わなきゃ・・・・」 あれとは、『グラン・ターブル・デュ・モンド』という、ニワトリの絵が書かれた 青い表紙のガイドブックがありまして、フランスのレストラン関係者で作られてい るそうです。ほとんどの有名店が網羅されてて、今回行く5軒のお店もすべて載っ てます。全部の店のシェフに記念のサインを頂こうと、この本を持ってきたのだ。 (この本は加盟してるお店で、ただで頂けます!!) 先程のお姉さんが来て、 「マダム、ムッシュ、お席のご用意が出来ました、こちらへどうぞ」 と2階へ迎え入れてくれる。 またもや一番乗り!! って、本当はゆったりと13時くらいから来たいんだけど、大事な子供が待ってま すし・・・。 折しもこの前と同じ席、真ん中のテーブルです。 「やっぱこのレストラン、落ちつくよな」 「うん、空気が違うっていうか、しっくりくるよね。これが歴史なのかなぁ」 「そうだな。それに席からの眺めも良いし、日差しがポカポカ気持ちがいい。もう 居るだけで幸せだ」 と、2人とも料理を食べる前から悦に入っていた。 「こんにちは〜」 振り向くとそこには、これまた前回と同様、日本人女性ソムリエさんが笑顔で立っ ていた。 「うわぁ〜、こんにちは〜。この前来たときもお世話して頂いたんですよ」 「やっぱり、そうでしたか。またいらっしゃってくれたんですね」 とソムリエさん。続けて嫁が、 「ここのシェフに惚れまして・・・・」 「惚れたのかよっ!!!!」 などとか話しながら和気あいあいと。 「食前酒はどうなさいますか?」 「シャンパーニュを頂きます」 ソムリエさんはシャンパーニュが6種類入ったワゴンを引いてきた。 色々と説明を受けたのですが覚えきれず、とりあえずこんなシャンパーニュを飲み ました。 嫁 COUPE CHAMPAGNE "ROSES DE JEANNE" DOMINE CEDRIC BOUCHARD 20ユーロ 僕 COUPE CHAMPAGNE BILLECART-SAMON "BRUT RESERVE" 16ユーロ 「ポンッ!!」 2本とも目の前で開けてくれる。なんだか最初なので、とても得した気分になった。 グラスに注がれたシャンパーニュを口に含む。 高貴な液体が、喉をすぅーっと通る。 くぅ〜〜〜〜〜〜〜、すこぶる美味い!! ビール好きの人じゃないが、この一杯の為に生きているって気持ちになった。 つづく・・・・。 #
by hidetruffe
| 2005-04-22 23:48
| 第2回、子連れフランス
2005年 04月 21日
成仏するくらい遊びに遊んだフランスだったのですが、あっちで撮った写真
を見たり、食べ歩き日記を書いてるうちに、悪い虫がムズムズと・・・・。 人の煩悩は尽きないのですね・・・・。 今度はいつ、行けることやら・・・・・。 読む本がなくなっていたので、松下電工の松下幸之助の本を買ってしまった。2ユーロ也。 店内は日本人でいっぱい。まるで日本に居るかのように錯覚してしまいます。 #
by hidetruffe
| 2005-04-21 14:25
2005年 04月 21日
ルドワイヤン(1)
パリ2日目。 一人で街へ。 あらかじめ日本で買っておいたトラベラーズチェック(1ユーロ=132円の 時に交換したのだ。今のレートだと1ユーロ=143円!!)をオペラ・ガル ニエ前のアメリカンエキスプレスで、2550ユーロ(36万円相当)ほど交 換しようとするも、えらくショボイ服装をしていた僕に、なんと係員が3人も 寄って来て、 「お仕事は?」 「住所は?」 「パリへは何しに来たの?」 といろいろ質問攻め。でもソフト に笑顔で。 それにしてもこの人達って、僕が トラベラーズチェックを盗んだと でも思ってるのかな。僕ってそんなに怪しい???? それでもなんとかユーロをゲットし、快く??送り出してくれ、懐があたたか くなった。 これから旅行される方々にお勧めなんですが、そこら辺の両替所でトラベラー ズチェックを換金すると手数料が5%前後取られますが、面倒くさくてもアメリ カンエキスプレスまで行って換金すれば、手数料が取られないのです。 急いでホテルに戻ると、ベビーシッターをしてくれる日本人の女性、Kさんがい らっしゃっててくれ、嫁さんと入念な打ち合わせをしていた。 肝心の娘は、ただのお客さんが来たんだ、くらいにしか思ってなく大ハシャギ。 これから置いてかれるとも知らずに・・・・・・。 素早くスーツに着替え、娘がKさんと遊んでる隙に、嫁さんと外へ。 さて、愛しのルドワイヤンです。 凱旋門から地下鉄の1号線に乗り3駅、シャンゼリゼ・クレマンソー駅の到着。 地上に上がるとちょうどグランパレって建物 の前だ。 そこからプティパレ横の並木道をゆっくりと 踏みしめ歩く。 2人ともだんだん興奮してきました。 この日の朝、時差の影響か、それとも気持ち のたかぶりの為か、5時に目が覚めてしまい、 6時30分には娘を起こしてシャンゼリゼ界隈 を散歩。 ギャニエールやタイユバンの前を通り、道々の パン屋さんで色々なパンをつまみ食い。 4個近く食べてしまった。後4時間ほどでレストランだってのに・・・。 ルドワイヤンの話に戻ります。 12時ちょっきりに入店。 僕達は、ゆったりと風格のあるエントランスを進む。 受付のお姉さんが笑顔で登場。 「リュ? ラ? レ?」 と予約のフランス語が出ず、嫁さんの顔を照れながら見る。 すぐに察した嫁さんは小声で、 「ひで、ジェ、レゼルブだよ・・」 と教えてくれた。 改めて僕は堂々としゃべる。 嫁さんよ、ありがとう。 つづく・・・・・・・・。 #
by hidetruffe
| 2005-04-21 00:40
| 第2回、子連れフランス
2005年 04月 20日
追記です。
娘は僕らが行った後、大泣きしたそうですが、他の子供も預けられたのを機に 泣き止み、遊び始めたそうです。 珍しいことに、僕らの顔をみた娘は、笑いながら走ってきました。いつもだっ たら、泣きながら走ってくるのに。 キッズルームのお姉さんが 「お支払いですが、部屋は何号室にお付けしますか?」 と聞いてきて、 「いえ、今日はこれから車で帰るんですよ。明日、仕事が早いので」 「そうなんですか。お自宅はどちらなんですか?」 「札幌です。早く帰らないと新聞配達に間に合わないんですよ」 「えっ、新聞屋さんですか?」 「すいません、冗談です・・・・」 おれ、なに言ってんだろ・・・・・アホか!! ホテルのサービスの方が、僕らの車を玄関に持ってきてくれた。 泊まらないのに、このサービス。 絶対来ようと、また思わされる。 帰りは高速道路に乗って、2時間で帰ってきました。嫁さんの運転で。 僕はその横で爆睡。ごめんよ、嫁さん。 ありがとう×3。 終わり。 #
by hidetruffe
| 2005-04-20 02:02
2005年 04月 20日
ほぼ1年振りの『ミッシェル・ブラス・トーヤ』に足を踏み入れる。
「お子様も預けられていることですし、お席に行きましょうか?」 とサービスの方が提案してくれる。その心遣いがうれしい。 水が流れるエントランスを進み、我らが席へ。 まだ時間も早く、僕らは二組目だった。 シャンパンを頼み、ブラスのアミューズ、半熟玉子をスプーンですくって食べる。 コースメニューも良かったが、やっぱりアラカルトで頂く。 アミューズ・ブーシュ 三種のスプーン、一口の楽しみ(牛肉のカルパッチョ、フォワグラ、あと一つ失念・・・) 前菜 ガルグイユー(ブラスのスペシャリテ。周りのスパイスやピュレを混ぜて食べることによって何通りの味がうまれる。最高の料理。美味い!!) 魚 嫁さん 天使エビのポワレ 若洋ネギ、強い甲殻類の香り、泡立てたオレンジの皮のジュ 僕 さっと焼きつけた、真ソイの身 レモンのコンフィで香りを付けたアーモンドクリーム、ブルグール、 ムニエルにした独活とコリアンダー、オリーブオイル風味の鳥肉のジュ 肉 嫁さん 豚肉のソーセージ、豚のジュ、パセリ 僕 ブレス産雛鳥のロースト、米茄子、オレンジの果肉、ゆずの香り カルダモンを加えたヨーグルト、ラザラヌット風味のジュ どの料理も香りが象徴的で、火の入れ方が絶妙。 前菜、魚、肉と3皿食べたにもかかわらず、 苦痛な満腹感はなく、言い過ぎかも しれないが、食べるほどに腹が減る(笑 居心地の良い空間、素晴らしきサービス、楽し くも美味しい料理の数々・・・。 ここのお店は、フランスの三ッ星レストランに 対抗できるお店だと思った。 って、ここは『ミッシェル・ブラス』の支店だ から、もう三ッ星レストランで した!! その後、デセール、プティフールのしっかりと平らげ、紅茶を飲む。 さて、娘を迎えに行かなきゃ!! エレベーターに乗りながら、嫁さんと2人、 「また来ような、また来ような」 と繰り返し喋った。本当に最高のレストランです。 終わり。 #
by hidetruffe
| 2005-04-20 01:46
| 北海道のレストラン
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